本の読み方

近年流行りの勉強本とかの読み方について考えてみました。


以前、何かの本かネットだかで見たのですが、本を読んだ感想を聞いてみればその人が伸びるかどうかわかる、という事が書いてありました。
詳細は忘れましたが、「なるほど」という感想を言う人間は伸びないと言う事でした。「なるほど」という人間は最初からその本を読んだ目的意識が薄く、目のまで読んだ突発的な事に対してモノを思うだけですぐに忘れてしまう事が多い。なので、最初から目的意識を持って読んでいるならば、書いてある事に対して、「これは違う」「これはもっとああした方がいい」というような感想が出てくるそうです。


これを見て、「なるほど」と思ったオイラ・・・orz


でも、もっともな話というか、身につまされる内容ですね。確かに、目的意識が無く、単純に面白そうだというだけで買った本では、「ふーん」「へぇ〜」「なるほど」という意見を持ってしまいます。ですが、目的意識があった場合は、「次、こういうケースがあったらこうしよう!」と思うことが多いように思います。


こういうので思うのは、オイラは本を読むのが下手だなーという事です。
思い返せば、小学生の頃、読書感想文を書いても指摘されるような所も少なかったが、そのかわり、褒められる事もほとんど無かったです。
どういう事を書いていたかと言うと、「〜なので、〜だと思った」というような内容が多かったように思います。
小学生の先生との会話ですが、

先生「一度、思った事では無くて、自分の感じた事を書いてみて!」

オイラ「わかった」

カキカキ

オイラ「「面白かった」って感想を入れたよ!」

先生「ちょっと感じた事、っていうのとは違うなー」

オイラ「ん〜?じゃあ、感じた事っていうのと、思った事っていうのはどう違うの?」

先生「悲しかった、とかそういうのかな」

オイラ「それは、悲しかったって思ったんじゃないの?」

先生「ん〜・・・。まぁ、今回はこれでいいけど、もっと自分の心を出すって感じかな。考えてみて。」

オイラ「・・・はぁ」

多少の言葉の違いはありますが、概ねこんな感じの会話がありました。これからは何も言われなくなりましたが、どう伝わったのでしょうね(笑)
いや、先生が何を言いたいかはわからないでもなかったんですよ。ただ、何も感じてもいない事をかけないじゃないですか。
こういう所が、某友人にアスペ○ガーと言われるような所ではあるのでしょう。


話はそれましたが、何気なく本を読んでしまう事が多いので、面白そう、というだけで買った本でも、タイトルと目次を最初に読み、自分なりの意見をある程度思い浮かべた上で読まないと身にはつかないだろうなと思います。勿論、気軽に読みたい場合、意識せずとも身につけれるような人はその限りではないのですけれど。
まぁ、そう肩肘をはらずとも、「なるほど」と思った事を実践するようにするだけでもかなり違うと思うので、もうちょっと身につけていけるようにしたいですね。